ホルン吹きになったきっかけ

皆さんお世話になっております。
スタッフのRomiです。

先日、マイホルンに異変を感じまして…
触ってみると、第一レバーが動きませんでした。素人判断は怖いので、楽器屋さんに連れて行こうと思います。

今日は私がホルン吹きになったきっかけをお話ししたいなと思います。期待に胸をふくらませ、わくわくどきどきの中学校入学。ちょうど私の入学と入れ替わりに卒業していった姉がおりまして、その姉が入っていた吹奏楽部に入ることを決めていました。

運動部は、きつそうだし、文化部は美術と吹奏楽しかなかったんです。しかも田舎の小さな学校だったので、在籍している吹奏楽部の部員数は20人もいませんでした。

(という流れで、勘の鋭い方はお察しかと思いますが…)
そういう場合、だいたい楽器経験も無い新入生が、自分の希望する楽器を担当できるという事はなかなか難しいです。

特別、幼い頃からこの楽器をやっていて…なんて人は別として。サウンド全体のバランスがあるので、人気の楽器は特に激しい争奪戦(ジャンケン)になります。

私の時代は、(もしかしたらうちの学校だけかもしれないですが)、フルート・サックス・トランペット・トロンボーン・パーカッション。この辺が人気でした。

前列で華麗にソロを吹くフルート。
これだーーー!
じゃんけんしに向かうと、ものすごい美人で、3歳からフルートを吹いていて、自前のフルート片手に仲良くフルートの先輩と話している同級生に遭遇。ここは12歳の私でもさすがに空気読みました。

ならば、花形トランペット。
希望者が5人で早速ジャンケンを!
結果…あっさり負けてしまいました。

ちなみに、サックスとトロンボーンは体験入部の時に吹かせていただきましたが、まったく音が出ず、これは無理だなー…と、すぐにあきらめてしまいました。

最後のパーカス。
スネアとかティンパニーがかっこよくて。バッチを近所の楽器店まで見に行って…買っていないけど。これまたジャンケンで負けてしまいました。

そこで。ふと姉の吹いていたホルンの存在を思い出し、行ってみると新入生は誰もいませんでした。先輩に声を掛けると、『あ!妹さんね。待っていたよ。』と優しい笑顔で大歓迎されました。『ホルンのマウスピースは他の楽器に比べて細いから、なかなか音出ないんだよ。すぐできるなんてすごいね。』なんて褒められたりして。こんなwelcome嬉しすぎる。

はじめからホルンに来ればよかったと本気で思いました。そして不思議なんですが、残り物という感覚はありませんでした。

じゃんけん全敗は、私がホルンに出会うためだったんだなと思いました 。この日以来、ホルンに恋したRomiでありました。(マイホルン…元気になりますように…。)

ホルンマウスピース